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2022年度ルクセンブルク アートプライズ受賞者
第8回ルクセンブルク芸術賞の受賞者として、フランス人、トルコ人、ドイツ人&スペイン人アーティストが選ばれました。
1等賞:イラン・ヴォット、フランス
2等賞:セマ・マスキリ、トルコ
3等賞:エヴリーヌ・ヘレンシュミット、ドイツ&スペイン
2022年度の賞金総額8万ユーロ(約8万3千ドル)が3人の受賞者間で折半、授与されます。使途には限定条件がなく、独立審査員の選考による順位別に、5万ユーロ、2万ユーロおよび1万ユーロが授与されます。
グループ1
- Mark Axelrod-Sokolov - 76歳、アメリカ(カルフォルニア)、彫刻
- Irina Dukina - 38歳、ロシア、装飾芸術(粘土)
- Sam Hauser - 30歳、アメリカ(コロラド)、絵画
- Livio Moiana - 53歳、イタリア、写真
- Sanan Salamli - 38歳、アゼルバイジャン、絵画
- Cédric Vionnet - 44歳、スイス、インスタレーション
- Ilann Vogt - 36歳、フランス、インスタレーション
- Vincent Wolf - 24歳、ブラジル、絵画
グループ2
- Jillian Bogan - 35歳、カナダ(サスカチュワン州)、絵画
- Sophie Foote - 58歳、ニュージーランド、インスタレーション
- Otero Fuentes - 36歳、プエルトリコ & 米国(ニューヨーク)、インスタレーション
- Francesca Lovera - 33歳、イタリア、絵画
- Carmine Marini - 29歳、ベルギー、装飾芸術(テキスタイル)
- Corinne Sénac - 58歳、フランス、装飾芸術(テキスタイル)
- Yu-Hsuan Tai - 25歳、台湾、ミクストメディア
- 美穂山本 - 34歳、日本、素描
グループ3
- Liling Cui - 33歳、中国&イギリス、写真
- Evelyn Hellenschmidt - 60歳、ドイツ&スペイン、彫刻
- Isidora Lackington - 45歳、チリ、デッサン
- Sema Maskili - 42歳、トルコ、絵画
- Mike Miller - 34歳、米国(オハイオ州)、絵画
- Sara Shira Cutler - 30歳、イスラエル&イギリス、絵画
- Fransix Tenda - 38歳、コンゴ&オランダ、デッサン
- Mykola Tolmachev - 29歳、ウクライナ、デッサン
新しくなったルクセンブルク美術賞
2023年に賞金総額35千ユーロをゲット!
Luxembourg Art Prizeは、ルクセンブルク公国の非営利民間展示会場Pinacothèque(ピナコテーク)が毎年開催する国際賞です。この賞では毎年、プロ・アマチュア、年齢、国籍を問わず、才能豊かな芸術家を発掘することを目的としています。
2015年の創設以来、本賞は確かな実績を経歴に追加することで、世界を舞台にしたキャリアをスタートする、またはキャリアをさらに発展させる機会を、アーティストに提供することを目的としています。
毎年、本美術館によって24名のファイナリストのアーティストが選ばれ、独立した審査員によって3名の受賞者が決まり、順位付けされます。受賞者は、順位に応じて2万ユーロ、1万ユーロ、5千ユーロを獲得します。受賞者はこの賞金を好きなように使うことができます。
また、参加アーティストには、最終選考に残っているか否かに関わらず、その美術的な功績を認めて公式の認定証を発行しています。この認定証は9カ国語で発行されています。この認定証により、それを受け取ったアーティストは国際的な評価と名声を得ることができます。
Luxembourg Art Prizeでは、デッサン、エッチング、インスタレーション、絵画、写真、彫刻、混合テクニック、装飾芸術(テキスタイルと素材、ガラス、木、金属、セラミック、モザイク、紙またはその他のテクニック)などを使って作品を制作する芸術家を対象としています。
2020年度からの新規実施項目
応募書類作成は、重要な、相応の労力を必要とする作業であるということを考慮し、書類作成に参加してくださるアーチストにお礼をしたいと思っています。本美術館は、応募書類を作成してくださった全てのアーチストに対して、Luxembourg Art Prize証書を授与することを決定しました。
主要な4つのステップ

応募
応募は、毎年9月30日までにオンラインで行われます。各アーティストは、登録締切日の期限内で、第1グループ、第2グループ、第3グループに登録することができます。第1グループは3月31日、第2グループは6月30日、第3グループは9月30日で受付を締切ります。いずれにしても、各グループの候補者は9月30日までに応募を完了しなければなりません。
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最終選考者の選出
ピナコテークの美術委員会は、応募書類の審査のため、10月に開かれます。同委員会は、各候補者グループの中から8名のファイナリストを選出し、合計24名のファイナリストを決定することになっています。ファイナリスト24名の名前は11月1日にインターネット上で公開されます。

受賞者の選定
独立した最終審査員が、11月中に24名のファイナリストの応募作品を審査します。その役割は、24名のファイナリストの中から3名の受賞者を選出することです。受賞者の名前は12月1日にインターネット上で発表されます。また、審査員は、3名の受賞者の中から賞金を分配するため順位を決めることになります。第1位の受賞者は2万ユーロ、第2位の受賞者は1万ユーロ、第3位の受賞者は5千ユーロを獲得します。これらの金額は、12月中に受賞者の銀行口座に振り込まれます。各受賞者は獲得した賞金を好きなように使うことができます。

公式認定証
当館は、質的に評価された全てのアーティストに、最終選考者であるか否かに関わらず、参加年の芸術功績認定書を授与する。
公式認定証は、12月1日の受賞者が発表された後に発行されます。
認定書の目的は、応募者のうち特に功績と芸術的才能が認められたアーティストに対して、当館からの正式な認定を行うことである。
募集締め切り
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大賞候補者の発表
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大賞受賞者の発表
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最終選考者ネットワーク
過去に行われたLuxembourg Art Prizeの全最終選考者による、非常につながりの強い国際的なネットワークがあります。2015年のLuxembourg Art Prizeの創設以降、世界各国から多数のアーチストが本賞に参加し、数十名のアーチストがこの権威ある賞の最終選考者に選ばれる名誉とチャンスを得ています。これらのアーチストの今後の活躍が期待されます。彼らは、このネットワークを介して、世界中至る所でプロフェッショナルな芸術活動の機会を分かち合っています。今年は、貴方もこのネットワークの仲間入りすることができるかもしれません。このネットワークへの参加は、貴方のアーチストとしてのキャリアにおける、素晴らしい転機となります。